Notion入門:実務と生活を一括管理する方法
目次
導入背景
以前は Evernote をメモ、Trello を予定管理に使っていました。
しかし、Evernoteは改悪で検索性が落ち、Trelloは短いメモや単発のタスク管理には向くものの、業務フローをまとめるには限界がありました。
そこで導入したのがNotionです。
- メモ・予定・業務フローを一括管理できる
- 不足する部分はリンクで補完できる
これにより、複数ツールを行き来する手間が減り、情報の一元化が進みました。
日常利用の流れ
毎日の使い方はシンプルです。
- カレンダーを開いて予定を確認
- 業務中にメモを残し、必要に応じてタスクに変換
- メモが積み重なって自然と業務フローが出来上がる
- 夜に日記を書き、振り返りとログを残す
「メモ → タスク化 → フロー化」という自然な流れで管理が進むのが特徴です。
管理している情報の種類
Notionでは、仕事からプライベートまで幅広い情報を管理しています。
- 予定やタスク:カレンダーとリストで切り替えて確認
- 顧客情報:行政書士業務に関する顧客リスト
- 日記や振り返り:業務の気づきや日常ログ
- ブックマークや資料:必要なサイト・参考文献の保存
- 趣味の記録:読書リスト、行きたいレストラン、ボードゲームやTRPGのメモ
このように、仕事・生活・趣味がすべて一つの環境でまとまっています。
他ツールとの連携
Notion単体では弱い部分もあるため、外部サービスを組み合わせています。
- 大きなファイルはOneDriveに保存してリンク
- Excelは操作しづらいので外部で管理し、Notionにはリンクのみ
- 印刷用途はGoogleドキュメントを利用
- サイトリンクやNotionページ内リンクも活用してナビゲーションを簡単に
「Notionですべて完結させる」のではなく、「Notionをハブにして連携させる」という発想です。
おすすめの設定
初心者におすすめのカスタマイズは次の通りです。
- タグを色分けして「業務・プライベート・優先度」がひと目で分かるようにする
- 進捗ステータスを「未着手 → 進行中 → 完了」に設定
- カレンダービューとリストビューを切り替え、予定とタスクを多角的に把握
これだけで使い勝手がぐっと上がります。
注意点と改善点
実際に使ってみて感じた注意点もあります。
- 多機能すぎるため、最初からすべてを使いこなそうとしないこと
- ページの印刷は体裁が整わないことが多く、外部ツールを活用した方がよい
- 大容量ファイル管理には不向きなので、クラウドストレージと組み合わせること
小さく始めて徐々に拡張していくのが成功のコツです。
まとめ
- EvernoteやTrelloから移行し、検索性と一元管理を実現
- メモが自然にタスク化・フロー化する使い方が便利
- 仕事・生活・趣味をすべてまとめて管理できる
- 外部ツールをリンクしてハブとして使うのがおすすめ
- 初心者は「タグカラー」と「進捗ステータス」から始めると良い